平成18年度 事業計画書

 

平成18年度 紀宝町社会福祉協議会 事業計画書 
≪ 基 本 方 針 ≫
 昭和の大合併以来、約半世紀ぶりに行われた今回の合併は、去る1月10日に幾多の困難を乗り越えて、新生「社会福祉法人紀宝町社会福祉協議会」として出発しました。
 従って、今回の予算は合併後の本格的な予算計上になりますが、地域福祉においては、従来取り組んできた活動を継続し、さらに拡大を図る方向で構築しています。
 地域福祉事業こそが社協誕生の源泉であり、新しい時代を迎えて原点を再確認し、住民の皆さんと協働して、一人一人の個人のニーズを対象に「新生福祉のまちづくり」を目指します。
 住民の参画は、社協会員の増強とその互助効果、市民活動による新たなボランティア活動と方向性の模索、シルバー人材センターの拡大活動、共同募金会の設立等であり、社協固有の貢献をして参ります。
 介護保険事業については、大変な制度改革の中で性格な立案は困難であるが、暫定予算としての立案を確認の上、次のように勧めて参ります。
 地域包括支援センターへの出向、介護予防事業への移動、新規訪問看護事業の準備、通所介護事業、訪問介護事業、訪問入浴事業の365日型営業への斬進的実施、その他従来の支援費事業、精神ヘルプ事業等、今後の見通しは民間の他事業者の動向を考慮し、安全を第一とした信頼される介護保険事業を展開します。
 同時に、経営感覚を常に磨き、可能な限り省力化、合理化を検討しながら職員の意識を常に改革して参ります。
 また、各種サービスの技術の向上を図るため研修会への参加、他事業者との交流も必要に応じて実施するのも良いかもしれません。
 最後に、制度改革、人事異動による業務の習得を早め、安定化を図らねばなりません。
 社協の運営が益々困難性を増す昨今、住民の期待に応えていくためには理事。・評議員の重要性は年々重みを加えていく状況にあり時機に適した研修を実施していきます。
 
≪ 重 点 項 目 ≫
  1) 地域福祉活動の推進・センターの環境整備
  2) ボランティア・市民活動センター事業の充実
  3) 介護予防・介護サービスの充実強化
  4) 訪問介護STの立ち上げ
  5) シルバー人材センターの法人化を目指す
 
≪主な活動内容≫
1.社会福祉協議会の運営と充実強化について

  ◆理事会・評議員会を定例開催し、新たな時代に対応できる組織体制の研究と運営の充実に努めます。

◆県及び南郡、紀南地域の社会福祉協議会が開催する各種連絡会議へ積極的に参加し、情報交換と福祉課題等に関する研究協議に努めます。管内社会福祉施設・各福祉関係機関・紀南県民局保健福祉部との連携強化を行うとともに、各種介護サービス事業者との連絡調整を進め、在宅福祉の充実を図ります。

◆役職員を対象とした各種研修を積極的に開催し、役職員が一体となって社会福祉協議会の充実強化に取り組めるような組織作りを目指します。

◆三重県及び、全国規模の専門研修会へ積極的に参加し、職員の専門知識と技術の研鑽をおこない福祉マンパワーの向上を目指します。

◆社会福祉に関する啓発活動の推進と「社協だより」及び福祉パンフレット等の広報活動を充実させ、より多くの情報が住民に提供できるように努めます。

◆自主財源の確保に努めます。(福祉基金、社協会員の加入促進)

◆社会福祉協議会「広報誌」に関すること
  社会福祉協議会活動のPRとして、月1回程度福祉情報誌「社協だより」を発行しています。

◆三重県社会福祉協議会 委託貸付金「生活福祉資金」の事務に関すること
  低所得世帯や障害者、高齢者世帯の経済的自立と生活の安定を確保するため、国と県が資金
  を負担し、民生委員・児童委員の相談援助活動のもと、県・市町村社会福祉協議会が窓口となっ
  て運営しています。

◆紀宝町「助け合い金庫」に関すること
  低所得者などに対して、生活に必要な資金を無利子で貸付することにより、その世帯の経済的自
  立の助長を図ることを目的としています。(財源は、町民等からによる寄附金等)

◆高額療養費貸付事業に関すること
  高額療養費の支払いが困難な国民健康保険の被保険者に対し、資金の範囲内で高額療養費の
  支払に必要な資金を貸し付け致します。(上記の紀宝町「助け合い金庫」の資金内で)

◆出産費貸付事業に関すること
  国保被保険者の出産費の一時的資金貸付を行い、その世帯の経済的な支援を図ることを
  目的としています。

◆福祉まつりを開催し、地域の方々に福祉に対する認識を深めていきます。

 

 
2.地域福祉活動事業の推進
 【地域福祉の充実を図るために】
    地域福祉を充実されるためには、地域住民の「みんなで支え合う」という福祉意識を高め、インフォーマルな
   活動の展開につなげていくことが必要です。
    また、社会福祉協議会は行政と連携を密にして、きめ細やかな福祉サービスを提供するとともに、
   地域住民との協働により福祉活動を展開していきます。
 

①ふれあいいきいきサロン事業に関すること
  地域で高齢者、子育て中の親子などが孤立しないための、住民同士の自発的な支え合い活動。また老若男女が介護予防、健康増進、住民同士の「つながり」をつくる交流の場として、いきいきサロンが開催されています。
②子育て支援に関すること
1) 子育てサロン事業
子どもの安らかな発展の促進と、育児不安の軽減を目的に、身近な公民館等を利用して、子育て支援ボランティアが中心となって開催しています。保育所入所前の幼児とその保護者、子育てに関心のある人が気軽に集まる場として、開催されています。
2) 「たまり場」づくり
公共施設を利用し「たまり場」の提供。
3) 親子学習会の開催
③防災事業に関すること
  行政は、もちろんのこと「住み良いまちづくり」目指している社会福祉協議会でも、できる範囲で防災に取り組んで行こうという考えから、住民の「自助」への啓発、「共助」の強化への取り組みを行います。
④民生委員児童委員協議会に関すること
  「民生委員は、社会奉仕の精神をもって、常に住民の立場にたって相談に応じ、必要な援助を行い、もって社会福祉の増進に努めるものとする。」と民生委員法第1条にあるように、民生委員は、地域福祉の増進のために地域住民を支援する居住地区から選出され、厚生労働大臣から委嘱を受けている。全ての民生委員は、児童福祉法第12条により、児童委員を兼ねている。また、児童・妊産婦に関わる相談・支援を担当する「主任児童委員」もいます。
⑤福祉協力校に関すること
  小中学校の児童・生徒を対象にして、ボランティア活動や日常の身近な福祉活動を進める中で、社会福祉への理解と関心を高め、社会奉仕や社会連帯の精神を養うと共に、児童・生徒を通じて家庭・地域の「福祉の心」を深めることを目的としています。
⑥歳末たすけあい運動に関すること
  共同募金運動の一環として、地域住民やボランティア、民生委員・児童委員、社会福祉施設、社会福祉協議会等の関係機関・団体の協力のもと、新たな年を迎える時期に、支援を必要とする人たちが、地域で安心して暮らすことができるよう、住民の参加や理解を得て様々な福祉活動を行っています。(配食サービス、防災事業、その他の地域福祉事業 等)
⑦心配ごと相談に関すること
  日常生活における、あらゆる心配ごとの相談に応じ、助言、関係機関などの紹介など問題解決の援助を行う。相談員の構成は、人権擁護委員、民生委員・児童委員、行政相談員、法務局職員となっています。
⑧生きがい農園事業に関すること
  水耕栽培により、高齢者等の生きがい作りを図ります。
⑨福祉連絡会事業の推進に関すること
  各種団体が連携を図れるよう、研修会・グラウンドゴルフ・親睦会等を開催し、資質の向上や交流を図ります。
⑩多世代交流事業に関すること
  故広野茂氏ご家族のご厚意により農園を一部借用させていただくこととなり、その「ひろの農園」を媒介とし児童や高齢者等が自由な雰囲気の中で多世代交流を図ります。

 

 

 

●各福祉団体関係事業に関すること
①町民生委員児童委員協議会

(会務・研修事業)
 *定例会(偶数月:年6回)
 *役員会
 *部会(ふれあい部会、児童部会、相談部会)
 *町民生委員児童委員協議会総会、研修会
(活動事業)
 *福祉・児童相談(第1・第3水曜日の午前中:各地区8ヶ所巡回)
 *心配ごと相談の開設(第4水曜日:10時~15時)
 *巡回心配ごと相談の開設(4月・8月・12月の第4水曜日4カ所巡回)
 *いきいきリハビリ教室への参加、協力(ふれあい部会)
 *相野谷自然プールの監視の協力
 *地区別懇談会等への参加、協力(ふれあいいきいきサロンへの参加協力)
 *社会を明るくする運動の推進
 *心豊かな子どもを育てる運動の推進、協力(児童部会)
 *矢淵中学校・相野谷中学校での挨拶運動への協力
 *各種大会。イベント等への参加
   (調査・アンケート等の実施)
 *更正援助の推進の強化
  ・生活福祉資金・助け合い金庫、離職者支援資金
 *県・町・町社協の実施する調査アンケート等に協力
 *各種実態調査の実施
 *さわやかヘルプ(軽度生活支援事業)利用申請書への協力

 

 

 

②町老人クラブ連合会

(会務・研修・事業)
 *総会
 *役員会(会長・女性リーダー合同会議)
 *交換会・慰安会の開催および参加
 *グラウンドゴルフ大会の開催
 *県指導者研修会への参加
 *施設訪問の実施
 *社会奉仕の日への参加、協力
   ・県、町老人福祉大会への参加および開催
   ・ニュー・スポーツ研修会への参加
   ・女性リーダー事業
   ・ゲートボール大会の開催
   ・花作り事業
   ・踊り教室
   ・新年会
   ・友愛訪問の実施(町社会福祉協議会との共催事業)
 *新会員の勧誘
 *奉仕作業・保育園児との交流会
 *健康講座
 *街頭指導
 *遠足・新年会
 *配食サービス(第2土曜日)反省会

 

 

 

③町身体障害者福祉会

(会務・研修・事業)
 *総会
 *役員会
 *懇親会
 *グラウンドゴルフ大会の開催
   ・友愛訪問
   ・ボーリング大会の実施
   ・県・郡指導者研修会への参加
   ・県、身体障害者福祉大会への参加
   ・三重県・和歌山県友愛のつどいへの参加
   ・県ゲートボール大会への参加
 *創作活動(年間通じて)
 *水耕栽培(年間通じて)
 *福祉センター美化運動
 *健康料理教室
 *港祭り
 *夏のつどい

 

 

 

④町母子寡婦福祉会

(会務・研修・事業)
 *総会
 *役員会
 *懇親会
 *県指導者研修会への参加
 *県母子寡婦福祉大会への参加、協力
 *紀南母子寡婦福祉会定期総会、小卒者激例会への参加
 *町母子部事業クリスマス会
   ・町小口貸付制度の実施
   ・母子寡婦福祉制度説明会の実施
   ・地区別懇談会の開催
   ・町母子部のつどいの開催
 *水耕栽培・リサイクル作業・公園清掃
 *まなびの郷清掃(年間通じて)
 *料理講習会
 *港祭り
 *夏のつどい
 *グラウンドゴルフ大会
 *防災講座
 *生け花教室

 

 

 

⑤町手をつなぐ親の会

(会務・研修・事業)
 *総会
 *町手をつなぐ親の会研修会、懇親会の実施
 *会員の加入促進(特に若年層)と組織の強化
 *紀南手をつなぐ親の会総会、研修会への参加
 *紀南ひかり園の行事への参加および連携
 *町社会福祉協議会の諸事業に参加、協力
 *三重県知的障害者福祉大会への参加

 

 

 

⑥町遺族会

(会務・研修・事業)
 *総会
 *戦没者追悼式への参列
 *会員の懇親会
 *靖国神社参拝
 *郡遺族会役員会、研修会等への参加
 *全国および県戦没者追悼式への参列

 

 

 

●各種募金関係事業ほか
    ①赤い羽根共同募金、歳末助け合い運動の推進(紀宝町支会:事務局)
    ②町民生委員児童委員協議会との連携による歳末助け合い運動の実施
    ③その他の募金運動(善意銀行・三重県ボランティア基金街頭募金)
      *社会福祉協議会会費増強運動の実施(自主財源づくり)
3、ボランティア・市民活動センターについて
①広報啓発活動

「社協だより」「ボランティア・市民活動センターだより」等で住民に身近な情報を提供する。また、HP・メール・情報誌等を活用して、全国・県内の情報を収集し、住民に提供共有する。

 

 

 

②相談・連絡調整機能の推進

施設や学校・役場等行政関係、ボランティア活動者、各種団体・地域住民等からの相談、連絡調整を行っていく。

 

 

 

③各種講座・学習会等養成研修活動の推進

一般住民に対してのボランティア入門関係や学生に対してのボランティアスクール関係。
 ◇手話・点字・環境・防災などボランティア入門講座
 ◇小・中学生対象ボランティアスクール
 ◇その他ニーズに対応

 

 

 

④福祉教育活動の支援

総合学習の講師派遣や夏休みを利用してのボランティア体験の実施。又、学び支援センター「元気キッズ」との連絡調整も進めていく。

 

 

 

⑤ボランティア・市民活動のネットワーク強化

ボランティア団体、市民活動団体、行政や住民団体のキーパーソンなどの連携をとりながら、住民が主体性をもって、活動する町づくりを推進する。ボランティア・市民活動センターはその活動の拠点として支援センターを目指す。

 

 

 

4、シルバー人材センター事業について
 本格的な高齢社会を迎え、会員(概ね60歳以上で、健康で働く意欲のある方)と、シルバー人材センターの理念である「自主・自立・共働・共助」のもとに運営していきます。
≪重要項目≫
 (1)安全第一
 (2)自らの生き甲斐の充実を図る
 (3)困っている方のお役にたつ
 (4)技能を活かして、活力ある地域社会づくりに寄与する
 (5)シルバー人材の特徴を発揮し、地域福祉に貢献する
 今までの経験と情報を活かし、宣伝活動(広報、回覧板等)により就業開拓をし、さらに事業拡大を図ります。
シルバー人材センターの合言葉 「 和 顔 愛 語 」
5、小規模授産事業
 在宅の障害児者、センター清掃を主事業とし、併せて生活訓練を実施します。これまでは、旧鵜殿村福祉センターのみの清掃でしたが、これからは、神内福祉センター(旧紀宝町老人福祉センター)も行っていきます。
6、地域型在宅介護支援センター事業
≪事業目的≫

 在宅の高齢者及び介護者等に対して、総合的な相談に応じ、個々のニーズに応じた各種の保健・医療・福祉のサービスがうけられるように関係機関、地域包括支援センター、サービス実施機関等との連絡調整を図る。
 また、自立支援、介護予防等を推進し、地域の高齢者等及び家族の在宅における生活福祉の向上を図ることを目的とする。

 

 

 

≪事業内容≫

地域の福祉ニーズの実態把握
 特に、一人暮らし高齢者、おおむね65歳以上の高齢世帯を訪問し、心身の状況及びその家族の状況、福祉ニーズなどの実態を把握する。
実態把握表の作成
介護保険サービス及び保健福祉サービス等に関する情報の提供
在宅介護に関する相談援助
相談協力員(民生委員児童委員)との情報交換、日常的な連絡調整
 格地区の相談協力員との連携をとりながら、一人暮らし高齢者等が、地域で安心して暮らせるように活動する。
介護保険事業所等との連携
要援護高齢者及び高齢者世帯で、介護保険の要介護認定で非該当と判断された方、もしくは認定を受けていない方で、虚弱高齢者または認知症高齢者、家に閉じこもりがちな高齢者で見守り、安否確認が必要と思われる方に対して定期的な訪問を行う。
地域権利擁護事業
在宅で生活をされている高齢者や障害者(精神障害者、知的障害者など)が住み慣れた地域で安心して生活ができるよう、福祉サービスの利用手続きや日常の金銭管理などのお手伝いをしています。

 

 

 

≪各種講座・教室開催事業≫

 福祉ニーズの実態把握などをもとに、地域のニーズに応じた各種講座や教室を他の機関が実施する事業との差別化を図りながら開催し、小地域ネットワークの形成や介護予防、地域型在宅介護支援センター周知などを行い、地域との信頼関係を築き、情報が集まる環境をつくる。

 

 

 

≪福祉用具貸与・斡旋事業≫

 要介護認定されていない高齢者又は身体障害者等の世帯に対して、福祉用具の貸与、購入の斡旋を行う。

 

 

 

≪生活支援事業申請代行≫

役場が行う生活支援事業の申請代行を行う。

 

 

 

≪在宅介護者に対する支援事業≫

在宅介護を支援する為に、自宅に伺い要介護者本人に対しての介護方法についての相談や介護技術指導を目的とした「出前介護教室」を実施する。
 また、介護者の心身の負担軽減を目的とした事業を開催する。

 

 

 

7、介護予防と生きがいづくりを支援する事業について

生きがい活動支援通所事業(デイサービス事業)
   要介護認定対象者や虚弱高齢者等及び何らかの福祉的支援が必要な高齢者等に対し、町福祉センターで送迎、健康チェック、食事、入浴、生活リハビリ、レクリエーションの基本サービスや、四季折々の行事や誕生会等を通じて、生きがいと社会参加・健康促進を図ることにより、在宅高齢者等が心身ともに健康な生活ができるよう支援する通所型サービスを町行政から受託し実施します。今年度より、紀宝町福祉センター(旧鵜殿村福祉センター)に一本化します。
外出支援サービス事業
   おおむね65歳以上の高齢者で、一般交通機関の利用が困難な方、おおむね60歳以上であって下肢が不自由な方に対して外出支援を行います。
寝具等洗濯乾燥消毒サービス事業
   65歳以上の単身・高齢者のみの世帯及びこれに準ずる世帯並びに身体障害者で、老衰、心身の障害及び傷病等の理由により寝具類の衛生管理が困難な方(世帯)に対して実施(月2回程度)致します。

 

 

 

8、身体障害者通所介護事業(行政受託事業)
 在宅で、生活されている障害者の方で日帰りで、食事・入浴・送迎・機能訓練等のサービスを提供させていただきます。
 
(平成18年度 事業計画書)
 

 

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